【平成26年度がん疼痛緩和と医療用麻薬の適正使用推進のための講習会】
公益財団法人 麻薬覚せい剤乱用防止センターが連絡先になっているが、このセンターは大麻の医療利用については絶対ダメの立場をとり続けている。
ということは厚労省としては「がん疼痛緩和」に大麻の有効成分カンナビノイドを利用することなどぜんぜん念頭にないということになる。
講演予定講師にはがんセンターやペインクリニック、在宅医療の関係者もはいっているが、結局、大麻について少しでも話題にあがることはないのだろう。
国立がんセンターの報告では、大麻は末期がんの鎮痛に効果があることが明確に書かれているが、厚労省の大麻に関する公式の立場は1970年代の「大麻」(厚生省発行小冊子)から変わっていない。