更新が滞っており、ご心配をおかけしていることをお詫びします。

  半年近く更新が滞っており、ご心配をおかけしていることをお詫びします。
  
実は去年の8月頃から実弟(64歳)が肺がんになり、かかりきり状態になっていました。
 
 肺がんのなかでも進行と転移のはやい小細胞肺がんで、通常の肺がんの場合、5年生存率は40%と言われているところ、小細胞肺がんでは2年生存率が5%と言われる悪性度の高い肺がんです。小細胞肺がんは肺がん全体の15%ぐらいで、発見された時点で、末期がんと判断されます。
  
小細胞肺がんは普通は1回目の抗がん剤の効果が高いとされているのですが、まったく効果がなく、副作用の吐き気や気分の悪化などで2回めの抗がん剤はやらないという選択をしました。
  
国立がんセンターでセカンド・オピニオンを聞いたところ、抗がん剤をやらないと2,3ヶ月、やれば1年という話でした。
 
 治療法としては、がんの栄養である炭水化物をまったく摂らないケトン食療法を中心に、温熱療法や高濃度ビタミンC点滴、血液クレンジングなどを行いました。そのおかげか、半年近く、延命しています。
 
 アメリカでカンナビノイドの大量投与による治療も検討し、アメリカの専門医とも連絡しましたが、弟には統合失調症があり、それが悪化する恐れが高く、断念せざるをえませんでした。
 
 カンナビノイドは統合失調症に効果があるという報告がある一方、悪化する恐れがあるのも否定できません。30年以上、弟の統合失調症につきあってきた私としては、効果の可能性より悪化のほうが恐ろしく、かといって日本にはカンナビノイドの知識のある精神科の医者はいないという状況です。
 
 また喘息の持病で何度も入院し、現在も入院中ですが、肺がんと喘息、最近は肺炎にまでなって呼吸困難にもかかわらず、タバコを止めることができません。
 
 小細胞肺がん患者はほとんど全員が喫煙歴があり、タバコとの関連性が強いと言われています。何とかしてタバコをやめさせようとして、弟の首を絞めたこともあります。いろいろプレッシャーもかけましたが、しかし覚醒剤で懲役など厳罰に処せられてもまたしても使ってしまうのと同じで、強圧的な方法は効果がないばかりか逆効果になりかねません。「人間やめますか」どころではなく、「死ぬ」とわかっていてもやめられないのです。薬物(ニコチン)依存の本当の恐ろしさがわかりました。私にできることはありません。
 
 がんについては数十冊の本を読みましたが、決定的な治療法はないということだけは確かなようです。ただ、末期の苦しみがモルヒネで緩和されなくなった場合、カンナビノイドの使用を検討したいと、今は考えています。もちろん逮捕覚悟です。
 
 がんの患者を抱える家族の大変さも理解しました。特に余命宣告されると家族は必死になり、私もそれまでなかった頭痛がするようになりました。余命宣告が医療的にどのような意味があるのか疑問です。

 

  患者さんのなかには私が病気になったり、逮捕されたのではないかとご心配いただいている方もいますが、私は元気です。
 
 今年中に、医療大麻に関して何かが起こるような気がしています。ただ、そのためには患者さんの力が欠かせません。そのへんについては、今後、書いていきます。

 

 


← 前ページに戻る

← HOMEに戻る