山本医療大麻裁判 福田医師の証言 2016年8月4日

  6月27日に行われた福田医師の証言です。
  当日はまず弁護側が質問し、その後、検察官が質問をした。
  福田医師の証言には厚労省、検察といえども否定できない迫力があった。
 
 裁判官の心象もよく、流れは確実にいい方向にあることを傍聴人の誰もが実感した。少なくとも「緊急避難」で「一部無罪」を予想させるような展開だった。
  
裁判官としては「違憲論」には踏み込みたくないようすで、弁護側の証拠申請についても、「大麻の効果と有害性を証明するための証拠として採用する」という条件をつけて採用した。
  
仮に大麻取締法4条が違憲であると認められなくても、実質的には緊急避難で無罪になるケースが続出し、厚労省としては何らかの対応を迫られることになっていたはずだ。
 
 この証言録を読むと、今回の裁判がどれだけ迫力に満ちたものだったかがよくわかる。
 
 先日の山本被告人質問とあわせて読むと、患者も医師も弁護士も、そして多くの支援者が必死で戦ったことが伝わってきます。
 
 このパッション(情熱)がある限り、日本の医療大麻合法化は必ず成し遂げることができるという確信をもてます。 
 
 時間をかけてゆっくり理解しながら読んでください。(後半、検事の質問にイライラした裁判官が、直接、福田医師に質問する場面などもでてきます。)
  今後の医療大麻裁判に必ず役にたちます。 (文責 前田)

 


 

 

6月27日 福田医師の法廷証言詳細
  (画像下部にページが掲載されています。1ページ目から読んでください。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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