山本さん、永眠されました。

  長らく末期肝臓がんを患っていた山本さんが、7月25日12時16分、ご逝去されました。
  謹んでお悔やみ申し上げます。

 

 

 

  昨年12月の逮捕後、体調が悪化し、今年になって腹水を5度抜いてもらいましたが、貯まる速度がはやくなり、特にこの1ヶ月は、1週間毎に抜いてもらうような状況でした。
  
腹水が貯まり、肝機能の数値が悪化し、肝硬変がともなうと時間の問題と言われていました。ここ1週間は脳症の症状や、ろれつがまわらないなどの、これまでと違った症状がでていて心配していたところでした。
  
月12日、山本さんの法廷証言の日、山本さんは裁判官と満員の傍聴席に向かって、「自分の病気には大麻は効果があった。治療の選択肢のひとつとして認 めてほしい。自分の病気を治療するために使用して逮捕されるようなことは私を最後にしてもらいたい」と渾身のちからを振り絞って訴えました。
  
大麻に関する誤解や偏見が蔓延しているなかで、山本さんは顔と名前を出してよくがんばりました。山本さんがいなければ、私達の運動はここまでやってこれ ませんでした。8月2日の結審、さらに判決まであと1ヶ月というところまできて、思い半ばで倒れるのはどれだけ無念で、悔しいことか。特に裁判の流れから して、一部無罪の可能性が高かっただけに、私達も非常に残念です。

 

  山本医療大麻裁判は公訴棄却となり、裁判は終わりです。

 

  私たちは山本さんが切り開いた道をさらに前に押しすすめ、山本さんの無念と悔しさを晴らし、すべての患者さんが医療大麻による治療を合法的に受けられるよう今後も活動していきます。
  山本さん、あなたは偉大でした。いろいろありがとうございました。
  私にとってこれまでにない充実した1年でした。  (文責 前田)

 

 


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