山本医療大麻裁判 詳細 その1 2016年6月10日

平成27年特(わ)第2723号 大麻取締法違反被告事件

 

   弁護側冒頭陳述 その1 (2016年4月27日)

 

被告人  山本正光
冒頭陳述その1
平成28年4月27日
東京地方裁判所 刑事第13部C係 御 中

 

主任弁護人  山 﨑 浩 一

 

         弁護人  安  藤  豪

 

弁護人  森 川 真 好

 

 弁護人は、被告人の病気およびその苦痛の深刻さ、被告人が大麻を使用するにいたった経緯と使用状況、大麻の医療的有用性、世界各国の大麻規制の変化と現状について冒頭陳述する。

 

第1 被告人の病気およびその苦痛の深刻さ
 1 被告人の病気
 被告人の病状は、C型ウイルス性肝炎の終末状態といえる「肝硬変+肝臓がん」の状態にあり、有効な治療法が無い末期がん患者である。肝硬変は肝臓に線維化を進行させ肝臓の機能を低下させる。
 最近の血液検査のデータでは、肝機能の指標であるアルブミン値(2.5~3.2g/dl)、コリンエステラーゼ(80~100IL/L)、血小板数(6~8万/μl)の低下や、血清アンモニア値の上昇を認め、正常人の肝機能の3割程度に低下していると推定され、肝不全の一歩手前の状況である。
さらに、肝臓内には大きな肝臓がんが複数存在しており、これらが現状の数倍に増大すると致命的になる。通常、肝臓がんの倍加時間(体積が2倍になる時間)は数ヶ月(1~4ヶ月程度で個々の腫瘍により異なる)であるので、がん細胞の増殖を抑えることができなければ、余命が半年から1年程度というのが常識的な判断である。
肝硬変による肝機能の低下は食欲低下や倦怠感の原因となる。進行したがんは疼痛を初めとした様々な苦痛を引き起こす。
以上より、被告人の現在の病状の重篤度は極めて高く、苦痛も極めて深刻なレベルである。
2 現代医療の限界
2015年のデータによると、日本における1年間のがん発生数は約98万人で、がん死亡数は約37万人である。すなわち、がんと診断された人の4割くらいが数年以内に亡くなっている。肝臓がんによる死亡数は、肺がん、大腸がん、胃がん、膵臓がんに次いで5位に位置し、2015年の肝臓がんによる死亡数は28,900人である。
肝臓がんは特に生存率の低いがんとして認識されている。
国立がん研究センターが公表するがんの部位別の10年生存率の集計によると、がん全体の5年生存率は63.1%で、10年生存率は58.2%であった。全がんの統計では、10年生存率は5年生存率より4.9ポイント低いのみである。
一方、肝臓がんの生存率は、1年(73.2%)、5年(32.2%)、10年(15.3%)と時間の経過とともに生存率の低下が顕著である。
C型ウイルス性肝炎では、慢性肝炎から肝硬変に進行し、肝硬変から肝臓がんが発生する。この状態では、肝臓全体が発がんしやすい状態になっているので、最初のがんを治療しても次のがんが発生するため、生存率は年数とともに低下する。
つまり、C型ウイルス性肝炎から肝臓がんと診断されたら、10年以上は生存することが極めて困難な疾患なのである。
このように現代医療は、肝臓がん患者を多少延命させることはできても治すことはできない。そして抗がん剤の使用は、嘔吐、うつ病、皮膚炎などの深刻な副作用を引き起こすのである。

 

第2 被告人が大麻を使用するにいたった経緯と使用状況
 1 被告人の治療経過
 被告人は、2010年(平成22年)5月、大船中央病院にC型肝炎治療目的で診察を受け、インターフェロン治療などを受けたが、肝細胞がんが見つかり、肝細胞がん摘出手術、肝動脈塞栓術、ラジオ波焼灼療法を受け、抗がん剤の投薬治療を受けた。
 また2014年(平成26年)4月12日には湘南藤沢徳州会病院に転院し、再度、肝動脈化学塞栓療法や抗がん剤投与を受けたが、治療効果はみられず症状は悪化し、肝臓がん腫瘍マーカーであるAFP、PIVKAの数値も増加し、2014年(平成26年)10月14日にはAFPが11441.3、PIVKAが75000以上という異常に高い数値となった。
 そして、同年10月21日には主治医から手の施しようが無く、余命は6月から1年との宣告を受けた。このため被告人は代替医療も含め、インターネットなどでがんの治療法を探していたが、医療大麻、すなわち大麻を使用することで被告人のような疾患に対して医療効果が認められるということを知った。しかし、医療目的であっても法律上は大麻の使用は違法であるとされていることを知った被告人は、法務省、厚労省、農水省に合法に大麻を使用できないか相談し、また自らを臨床実験の対象として大麻を処方してもらう方法を模索したが、不可能であった。
 被告人は主治医の指示で横浜市立大学消化器外科を受診し、手術適用の可否の診断を受けたところ、同11月20日、同病院医師からは多発肺転移、傍大動脈リンパ転移により手術適用はないと判断された。被告人は、湘南藤沢徳州会病院において、同年12月15日から翌年1月9日まで20回にわたる放射線治療を受けた。放射線治療により、腫瘍マーカー(AFP、PIVKA)の数値は激減したが、その後、すぐに漸増した。そして、2015年(平成27年)4月にはSMA(上腸間膜動脈)根部リンパ節移転の増大との診断を受けた。
 被告人は、抗がん剤「ネクサバール」、鎮痛剤「カロナール」「ロキソニン」等の投薬治療を受けていたが、上記のとおり腫瘍マーカーの数値は改善せず、日々抑えきれない疼痛、抗がん剤による副作用と考えられる皮膚炎などに悩まされていた。
 被告人は、2015年(平成27年)3月頃から自らの治療目的のため自宅で大麻の栽培を始め、収穫ができるようになった6月頃から大麻を使用するようになった。しかし、被告人は医療大麻の有効性を臨床的に確認すべく、一日の使用量を1グラムに限定した。
 また、被告人は同年5月頃から大麻草の茎から採取される成分から作られるCBD(カンナビジオール)オイルを摂取していた。
 そして、同年9月11日のMRI検査の結果、傍大動脈リンパ節腫大が縮小し、AFPは847.9、PIVKAは328と数値が著しく改善した。これは前年10月14日のAFP11441.3、PIVKA75000と比較すると、AFPで10分の1以下、PIVKAで200分の1以下であった。主治医は、特に治療内容を変更していなかったことから、改善の原因が従来の治療にあるとは考えられず、被告人から聞いていたCBDが効果を発揮して肝細胞がんが改善しているのではないかと考えた。
 ところが、同年12月2日、被告人は逮捕され、その後勾留されたことで大麻の摂取が不可能となり、勾留中に容態が悪化し、病院に緊急搬送されるということがあった。
 被告人は保釈後、腹水貯留のため湘南藤沢徳州会病院に入院し、2016年(平成28年)2月22日に退院したが、大麻を摂取できないため、現在、疼痛、抗がん剤の副作用である食欲不振やうつ症状に苦しんでいる。
2 被告人は事前に合法的な使用を模索したこと
  被告人は、上記のとおり、その努力の限りを尽くし様々な所に問い合わせをする等して大麻の合法的な使用方法を模索したが、結局、大麻取締法の規制のもとでは一切の合法的な使用ができなかったのであった。
3 医療目的の使用であったこと
 被告人は、医師から手の施しようがないと言われたことから、自己の病気の治療方法を探す中で大麻の医療効果を知り、自己の病気を治療する目的のみで大麻を使用するために所持していたものである。
4 被告人には他に選びうる手段がないこと
 被告人の現在の病状(進行した肝硬変と肝臓がん)では、有効な治療法は無い。動脈塞栓やラジオ波、放射線などによる局所療法は、がん細胞を死滅させることができるので、一時的な延命効果はあるが、肝臓がんは肝臓全体に発生する疾患であるため、根治治療にはなり得ず、あくまでも姑息的な治療である。被告人の場合もこれらの治療を行ったが、殆ど効果が無いか、一時的に改善してもすぐに悪化した。
 抗がん剤治療が試されているが、肝臓がんは抗がん剤が効きにくいがんであって、症状の改善や延命効果において、有効性が確立されたものはまだ無い。そればかりか深刻な副作用をもたらすものである。
 このように進行した肝硬変と肝臓がんに対して、現代医療は無力であり、被告人には大麻以外に他に選びうる手段がないのである。

 

第3 大麻の医療的有用性
 1 大麻の成分
大麻草には500を超える化合物が分離・同定されており、そのうち80以上がカンナビノイドと呼ばれる大麻草固有の成分である。
大麻草のカンナビノイドはデルタ9-テトラヒドロカンナビノール(THC)とカンナビジオール(CBD)が主成分で、他に多数のカンナビノイドが大麻の薬効に関与している。
さらに、大麻に含まれる精油成分のテルペン類も、大麻の薬効に関与している。
精油は植物が産出する揮発性の油状物質で、特有の香りと機能を持ち、テルペン類とは
植物体内でメバロン酸経路により生合成され、イソプレン骨格(C5H8)がいくつか結合してできた化合物の総称である。
テルペン類とカンナビノイドは共通の前駆物質から合成される。したがって、テルペンの中にはカンナビノイドと似た作用を示すものも存在する。
大麻の薬効はその代表的成分のデルタ9-テトラヒドロカンナビノール(THC)やカンナビジオール(CBD)だけで決まるのではない。その他の多数のカンナビノイドもそれぞれの作用があり、他のカンナビノイドの作用に影響することによって薬効に関与する。さらに、テルペン類なども大麻の薬効に関与している。
 2 大麻の作用メカニズム
カンナビノイドは体の中の細胞膜に存在する受容体に結合することによって様々な薬効を発揮する。
1964年に大麻の精神活性作用の原因成分としてデルタ9-テトラヒドロカンナビノール(THC)が分離され、1988年にTHCが直接作用する受容体が発見されカンナビノイド受容体タイプ1(CB1)と命名され、数年後にタイプ2の受容体(CB2)の遺伝子が発見された。
CB1は主に中枢神経系のシナプス(神経細胞間の接合部)や感覚神経の末端部分に存在する。さらに筋肉組織や肝臓や脂肪組織など非神経系の組織にも広く分布している。
CB2は主に免疫系の細胞に発現しているが、他の多くの細胞にも発現している。
カンナビノイド受容体が存在することは、体内にカンナビノイド受容体に作用する体内成分が存在することを意味している。カンナビノイド受容体と反応する体内に存在する物質を内因性カンナビノイドと言う。
内因性カンナビノイドとしてアナンダミド(アラキドノイルエタノールアミド)と2-アラキドノイルグリセロールが知られている。この2つは細胞膜のリン脂質を分解してできるアラキドン酸から合成される。
 内因性カンナビノイド・システムというのは、カンナビノイド受容体のCB1とCB2、内因性のリガンドである内因性カンナビノイド(アナンダミド、2−アラキドノイルグリセロール)、内因性カンナビノイドの合成酵素と分解酵素から構成されている。
この内因性カンナビノイド・システムは、神経系や免疫系だけでなく、消化器系や内分泌系や循環器系や呼吸器系など、ほぼ全ての生体機能の制御に関わっており、体の治癒力の根幹にもなっていることが近年の研究で明らかになっている。
大麻が様々な薬効を示すのは、大麻に含まれるカンナビノイドという成分が結合する受容体が神経系や免疫系など体内に広く分布し、様々な生理機能の制御に重要な役割を果たしているからである。
内因性カンナビノイドシステムはがん治療のターゲットとしても注目されている。内因性カンナビノイドシステムはがんの発生や進展において様々な関与を行っている。その作用機序はまだ十分に解明されておらず、がん細胞の種類によって作用は異なるが、一般的には「カンナビノイド受容体のCB1とCB2の刺激はがん細胞の増殖を抑制する」と考えられている。
 動物実験では、デルタ9-テトラヒドロカンナビノール(THC)やその他のカンナビノイドの投与が抗腫瘍効果を示すことが多く報告されている。
カンナビノイド受容体CB1とCB2のアゴニスト(作動薬)はがん細胞の増殖を抑制し、アポトーシスを誘導し、血管新生を阻害するという実験結果が多数報告されている。
肝臓がんにおいては、CB2のアゴニスト(作動薬)が肝臓がん細胞の増殖を抑制し、細胞死(アポトーシス)を誘導することが報告されている。
がん治療における大麻製剤やカンナビノイド製剤の効果は大きく2つに分けられる。がん症状の緩和と抗がん作用(がん細胞の増殖抑制やアポトーシス誘導)である。
 がん患者の症状を緩和する作用として、食欲を増進し、体重減少を抑制し、抑うつ状態を軽減して気分を楽にする作用がある。抗がん剤治療における吐き気や嘔吐の抑制や痛みを和らげる効果もある。しかも、副作用はほとんど無い。
実際に、ドロナビノール(商品名はマリノール)やナビロン(商品名:セサメット)といった合成THC製剤ががん治療における症状の緩和の目的で米国を含め多くの国で認可されている。大麻抽出エキス製剤のサティベックス(Sativex)はカナダではがん性疼痛の治療に認可されている。医療大麻ががん患者の様々な症状を改善することが報告されている。
 カンナビノイドには直接的な抗がん作用が報告されている。その作用機序は極めて多彩であり、一つの作用機序ではなく、複数の作用機序で総合的に抗腫瘍効果を示すと考えるのが妥当である。抗腫瘍作用として、がん細胞の増殖抑制、アポトーシスの誘導、転移や浸潤の抑制、血管新生の阻害などが報告されている。その作用メカニズムとして、がん細胞の増殖シグナル伝達を阻害する作用、細胞周期を停止させる作用、小胞体ストレスを誘導してオートファジーを亢進して細胞死を引き起こす作用など多くの報告がある。
カンナビノイド受容体のCB1とCB2に作用する大麻成分としてデルタ9-テトラヒドロカンナビノール(THC)がある。医療大麻を使ったがん治療は、THCやCBDやテルペン類の抗がん作用を利用している。
カンナビジオールにはCB1やCB2のアゴニスト作用はなく、むしろTHCのCB1への作用を阻害する作用がある。しかし、カンナビジオールはCB1やCB2以外の受容体やイオンチャネルやシグナル伝達系に作用するので、THCとカンナビジオールの併用は、それぞれ単独では起こし得ない新規なシグナル伝達系を制御して抗腫瘍効果を発揮する可能性が示唆されている。
大麻の主要なテルペンであるβカリオフィレンはCB2の選択的アゴニスト(作用体)であり、確実な鎮痛作用と抗炎症作用があり、さらに抗がん作用を示す。
 カンナビノイド受容体はGタンパク質を介して外部の情報を細胞内に伝える働きがある。
細胞膜受容体には多くの種類が知られているが、そのうちもっとも大きなグループを構成しているのがGタンパク質共役型受容体(G protein coupled receptor:略してGPCR)である。
大麻草の成分のカンナビノイドが結合するカンナビノイド受容体はGタンパク質共役型受容体(GPCR)である。このカンナビノイド受容体に作用するシグナル分子(リガンド)は何らかの薬効や毒性を示すことになり、医薬品開発のターゲットになり得ることを意味している。医薬品の半数くらいがGタンパク質共役受容体(GPCR)をターゲットにしていることが示されている。GPCRは医薬品開発のターゲット分子として極めて(おそらく最も)重要であると考えられている。つまり、GPCRの一種であるカンナビノイド受容体に作用する大麻草成分が体の生理機能に影響することを意味し、医薬品となりうる可能性を示唆している。
大麻は古くから医薬品として人類が使用してきた。
その薬効は最初は経験的に見つかったが、近代の研究によって、それらの成分が作用する受容体やシグナル伝達系が存在することが明らかになってきた。
この事実は、「大麻の医療用途が無い」という意見が全くの間違いであることを証明している。
 3 医療大麻使用の正当性に関する医学的根拠
  医療大麻の正当性に関する医学的根拠のうち、代表的なものとして次のものがある。
(1)「大麻とカンナビノイド- 医療従事者向け」 
   アメリカ合衆国の国立衛生研究所に属する国立がん研究所の文献であり、内容は、カンナビノイドと呼ばれる大麻の化学成分は、体中に存在する複数のカンナビノイドに特異的に作用する受容体を活性化して、特に中枢神経系と免疫系において様々な薬理作用を発揮すること、ドロナビノールやナビロンのような市販されているカンナビノイド製剤は、がん関連の副作用の治療薬として承認されていること、カンナビノイドはがん関連の副作用の治療において有益である可能性があること等である。
(2)「がん治療のための医療大麻」

 

 この論文はアメリカがん協会(American Cancer Society)が発行する学術雑誌(CA: Cancer Journal for Clinicians)で、著者はがん治療専門の腫瘍内科医でアメリカがん協会の医療編集者(Medical Editor)を行っている。この資料では、この論文のまとめの冒頭で、大麻とカンナビノイド製剤は、がん患者を悩ます多くの症状を含め、様々な問題に役立つことができると明言している。この論文でも、がん治療における医療大麻の研究を進めるべきであることを言及している。
4 大麻の有用性に関する現代医学の常識
大麻に医療効果があることは、すでに医学の常識になっている。上述のように、大麻成分が結合する幾つかの受容体(カンナビノイド受容体)の存在が1990年代に明らかになったからである。
すなわち、体内にはこれらのカンナビノイド受容体に作用する内因性のカンナビノイドが存在し、この内因性カンナビノイド・システムが、記憶・認知、運動制御、食欲調節、報酬系の制御、鎮痛、免疫機能や炎症の制御、エネルギーの貯蔵や消費など、様々な生理機能に関与している。したがって、様々な病気の治療薬のターゲットとしてこの内因性カンナビノイド・システムが注目されており、大麻の薬効もこのシステムへの作用という観点から理解されている。

 

第4 世界各国の大麻規制の変化と現状
   上述のとおり外国においては1990年代以降、大麻の研究が進み、大麻の有害性が低いこと、それに比較して薬としての有用性が高いことが明らかとなり、医療大麻の使用を認める国や州が増えていった。
 現在、ヨーロッパの多くの国(オランダ、イギリス、スペイン、ドイツ、フランスなど)、オーストラリア、カナダ、イスラエル、コロンビア、アルゼンチンなどで医療大麻は合法的に使用できる。
  アメリカ合衆国では、連邦法は医療大麻の使用を認めていないが、2016年3月現在、アメリカ合衆国では23州と首都のワシントンD.C.(コロンビア特別区)と2つの準州(プエルトリコとグアム)で医療大麻が合法化されている。
 州法で医療大麻の使用が認められた州において、連邦政府の職員が大麻の使用を規制することは憲法違反という判決が出ている。州によって合法化の程度は異なるが、多くの州で使用が許可されている疾患は、医療大麻の効果が期待できる疾患と言える。このような疾患として、悪液質、がん、HIV感染症やエイズ、緑内障、吐き気、慢性疼痛、多発性硬化症、てんかん、けいれん発作、クローン病やその他の炎症性腸疾患、アルツハイマー病、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、C型肝炎、心的外傷後ストレス障害(PTSD)などがある。その他にも、多数の難病性疾患に対して効果が報告されている。
  すなわち、医療大麻ががんを含めて多くの疾患の治療に有効あるいは有益であることは、米国やカナダや欧州の多くの国において認められているのである。

 

  以上

 

 


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