医療大麻に関心をもつ医師が増えてきてます。

  先週、東京のナチュラルアートクリニックの御川(みかわ)院長と、福田医師を交えて、いろいろお話を伺った。
  御川医師は数年前から医療大麻に興味をもち、昨年、情報収集のため、オーストラリアを訪問した。
  オーストラリアでは在住日本人で、医療用品種の研究でも注目されている磯貝氏に案内してもらい、大麻に関心のある日本人なら必ず訪れるというニンビンにも行った。最近、オーストラリアではいくつかの州で医療大麻合法化が決まったが、患者を中心にした医療調査のために再訪問も考えているという。
  クリニックでは栄養療法、自然療法のほかペインクリニックも行っており、「神経因性疼痛」や「難治性疼痛」への大麻の利用について、今後、専門家の立場から発言していただければありがたいと思います。
  ペインクリニックの医師たちのなかには、モルヒネ系鎮痛剤の危険性(アメリカでは呼吸停止による死亡事故が年間1万人以上)や、大麻の鎮痛効果と高い安全性について、情報を持っている医師が増えているはずだ。しかしペインクリニック学会は、よほど厚労省が怖いと見えて、いまだに大麻の医療利用について、まともな議論ができないままである。
  患者は病気そのものはもちろん、病気による痛みを何とかしてもらいたいと考えるものだ。しかし、日本では痛みは我慢できるし、原因を治療すれば痛みもなくなると考えているのか、疼痛そのものの緩和医療は遅れている。
  日本では高齢化がすすみ痛みを抱える人口が急速に増えることが予想される。安全で、モルヒネと同等かそれ以上の鎮痛効果をもち、しかも依存性や耐性上昇や致死量のない大麻の使用を、疼痛緩和という点からも考えるべきときである。
  グアムは医療観光という観点から日本人患者の受け入れを決めたものの、実施に時間がかかっている。オーストラリアで治療ができればいいのだが、外国人患者の受け入れについて、法的にはどのようになっているのだろうか。

 


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