今日は建国記念日。

  今日は建国記念日。しかし天の岩戸も開かなければ、麻開きもない。依然、暗いままである。

 

  戦争法案、原発再稼動、もう生きていけないほどの貧困層の増加と経済格差、そしてそれに目をつむっているマスコミ。状況は悪くなっていく一方。「麻開きでええじゃないか」(ああ、それそれ)はそんな現状から目を背かせ、あたかも岩戸が開いて世の中がよくなっていくかのような幻想をもたせているにすぎない。
  「敗戦後、マッカーサーと交渉して大麻を残してくれたのは天皇様。みんなで天皇様ありがとうと言いましょう」という奴までいた。「宇宙人からみたら日本は最高に美しい島」だというたわ言も。この宇宙人って、日本国籍のあの宇宙人?

 

  私は大麻はインターナショナルなものだと思ってる。朝鮮では檀君神話の時代から大麻はあるし、中国では最近まで花穂を部屋に吊るして魔除けに使っていた。アメリカでは、1940年代初頭、政府が「日米戦争に勝利するために大麻を栽培しよう」(Hemp for Victory)という映画を作り、農民に大麻栽培を奨励したのも有名すぎるほど有名な話。

 

  根拠のない空想話でもりあがるのはもうやめようよ。私はこの4回の書き込みで、「日本人の精神性を恐れたGHQが日本の大麻を禁止した」というのがまったく根拠のないデタラメであることを証明した。
  我々は重要な局面にきている。そんなときにあいもかわらずマスターベーションのような話をして気持ちよくなっていてどうする?根拠のない話がまかり通るのなら、大麻は恐ろしい麻薬で、ほかの薬物に進むという根拠のない厚労省の宣伝に対して、それは根拠のないことだと批判することはできない。逆に裁判で相手側から「あなたが住んでいた星はどんな星だったんですか?」とおちょくられ、信用を失うばかり。わずか1000人ばかりのヘンプ関係者を相手に、伝道師気取りでしゃべるのはもうやめるべきだ。(国内外を問わず)

 

  岩戸開きがどうこう言う人たちは、医療大麻に関して、日本がようやくスタート地点に立ち、欧米と足並みを揃えて進んでいけると思っているかもしれない。しかしそれは間違いだ。日本は1周遅れのスタート地点に立っているのではない。私の見るところ、3周は遅れている。しかもまだ走り始めてすらいない。たぶん日本は追いつくことすらできない(海外の栽培技術に勝てるとか勝てないというレベルの話ではなく)。
  アメリカで医療大麻が合法化されるまで数千万人(1年100万人の逮捕者×30年)の善良な人たちが犠牲になった。「アメリカでは税金をかけて合法化している。日本もそうすべきだ」なんてどの口で言えるのだろうか?

 

  厚労省、政治家、製薬会社が癒着して国民の税金(医療費)を収奪する構造ががっちりできている日本は、欧米よりはるかに大きな困難に直面するだろう。(アメリカでは富裕層は病院で1回200万もする盲腸の手術を受け、病院に行けない貧困層は大麻で治療してもよろしい、おっとその前に税金を払うのをお忘れなく、というような住み分けができている。)
  我が「神国日本」では、せいぜい製薬会社の邪魔にならない程度にされてしまう恐れが非常に強い。その壁を我々は突破できるだろうか?すべての患者・国民が大麻から等しく恩恵を受けることができるようにする知恵と力を我々は持っているのか?
  ある患者のメールにこう書かれている。
  「XXXの患者です。難病指定はされておりません。それどころか「XXX友の会」というのがただの荒し集団だったり。昼間からどこどこ掲示板には書かないでと電話が有ります・・・」
  この背後に製薬会社がいます。製薬会社は患者に「XXX友の会」を作らせ、助成金を出し、YYYという薬を推奨させる。そして大麻のような「恐ろしい麻薬に手を一度でも出したら終わりです。ダメゼッタイと国も言ってます」と。
  難病多発性硬化症の患者団体はいくつかありますが、どれも似たようなもの。(NPO法人 医療大麻を考える会は寄付を禁止し、どうしてもしたい場合は一口一億円からとしているのは誤解されたくないからです。関西の医療大麻パレードのチラシを見て唖然とした。CBD屋さんの宣伝がオンパレード!政治には金がいるってか?)

 

  戦争法案に賛成し、原発反対に反対している民族差別主義者が、偉そうに民主主義がどうたらこうたら講釈をたれてるのをみると、水っぱながでそうになる。

 

  「医療大麻」という言う限り、患者さんが中心です。
  数えきれないほど多くの患者さんが、今日も苦しみにのたうちながら、死んで行きます。
  次は私かも知れないし、あなたかも知れない。
  お忘れなく。


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