日本の弁護士の大麻についての意識調査

  弁護護士ドットコムが会員の弁護士に、2014年1月、大麻についてアンケート調査をした。
  27人中 
  所持栽培などの合法化に賛成 5票
  反対                16票
  どちらでもない           6票

 

  反対の理由例
  大麻はいわば薬物使用への入口等の弊害があります。たしかに他の薬物とは異なり、その弊害が少ないという意見もあります。しかし、前述した薬物使用への入口や高いところで吸うと、空を飛びたくなるといった弊害もあります。実際、大麻使用の被告人の弁護をしたことがありますが、「大麻は高いところで吸うと危ない。」と、被告人から言われたこともあります。薬物の使用の撲滅が叫ばれているこんにちあえて大麻を合法化する必要はないと考えます。

 

  <合法化に「反対」>する理由として、覚醒剤や麻薬など、より依存性の高い薬物への「入口」になってしまうことを危惧する弁護士が多かった。一方、<合法化に「賛成」>する弁護士からは、「大麻が有害だと言える根拠はない」と声がみられた。

 

  大麻は依存性が小さいというのは、弁護士の間では一般的になっているようだ。
  しかしより強い薬物の入口になるので反対ということらしい。
  入り口理論はSTEP STONE(踏み石理論)とも言われ、大麻から覚せい剤、さらにヘロインなどにすすむという考え方だ。
  この考え方はWHO報告(1997年)やIOMレポートでも、すでに否定されている。
  こんなことを言ってるのは、「麻薬覚せい剤乱用防止センター」のデータぐらいだ。
  「麻薬覚せい剤乱用防止センター」は厚労省が委託しているので厚労省に責任がある。しかし委託先が何を言おうと、野放し、まったく知らないというような顔をしている。
  大麻にはほかの薬物に進ませる薬理作用はない。逆に薬物依存の治療に役立つことがわかっている。大麻から覚せい剤にすすむように見えるのは、覚醒剤を違法に販売している者が、大麻からより依存性の強い覚せい剤にすすむように仕向けているからだ。大麻が合法化されれば、覚せい剤にかかわる者はかなり減る。
  大麻が覚せい剤やヘロインに進むのが正しいなら、大麻喫煙経験を認めているオバマ、ブッシュ、クリントン、カーター大統領は、大麻からコカイン、さらにヘロインにすすみ、さらにアメリカ大統領という悪の道に進んだといえねばならない。あるいはこれら大統領は大学時代に覚えたということだから、大学に行ったら大麻を吸うようになるので、若者は大学に行ってはいけない「ダメゼッタイ」といわねばならない。
  「大麻から覚せい剤にすすむ」と言われて、どんな根拠があるのだろうと疑問をもつ弁護士はいないのだろうか?
  しかし、勉強不足の弁護士を馬鹿にするのは簡単だが、そんなことをしても世の中は変わらない。弁護士にもっと勉強してもらい、医療大麻合法化のため、患者のため、味方になってもらわねばならない。
  それにはどうしたらいいかを、考えねばならないのだ。

 

 


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