大麻合法化のコロラド州で犯罪増加?  朝日新聞に事実確認を要望

  朝日新聞 11月12日朝刊の記事内容についての問い合わせ

 

 

  11月12日の国際面に掲載された「合法大麻 米で広がる」の記事内容について、お問い合わせします。
  私は「NPO法人 医療大麻を考える会」代表の前田です。
  今回の記事はアメリカの現状を客観的かつ公平に報道しており、日本国民が医療大麻について正しく理解するきっかけになるものであり、患者を代表して感謝の意を表したいと思います。

 

  ただ、記事中、「デンバーの犯罪率は前年比約7%増えたとの報道もある」という部分ですが、私が州当局の発表データを調べたところでは、「2014年のデ ンバーの暴力事件と資産犯罪(property crime)は減少した。暴力事件は(大麻が非犯罪化された)2013年と比較して、2014年はさらに2.2%減少した。家宅侵入は9.5%、資産犯罪 全体は8.9%、それぞれ減少した」となっています。

 

Marijuana Policy Program 「Marijuana Legalization in Colorado After One Year of Retail Sales and Two Years of Decriminalization」

 

  御社記事中の「7%増えた」という根拠をお知らせください。インターネットで調べれば簡単にわかることにもかかわらず、「報道もある」という言い方で出典と根拠を曖昧にして事実に反する報道をしたとしたら、ほかの部分がすばらしいだけに、残念です。
  この記事を読んだ患者さんや一般国民が、医療大麻を合法化すると犯罪が増えると誤解する恐れがあり、数値の正確さが求められるところです。

 

  私たちは医療大麻を禁止した大麻取締法は憲法違反であると考えており、今後も医療大麻に関する海外の正確な事実が報道されることを願ってやみません。

 


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