タバコやめて大麻にしませんか?

  世界のどこの空港でも、アルコールとタバコが免税で売られている。
  カナダのバンクーバー空港にもタバコ販売のブースがあるが、そこだけはほかの免税品売場と板で区切られていて、外部から直接は、見えなくなっている。
  私は知らずにその一角に入り込んだのだが、最初は壁に飾られたポスターの意味がわからなかった。奇病や難病の患者の写真かと思った。しかしポスターの下には、ロスマンやマルボロやケントの箱が積まれていて、ようやくタバコの害の警告ポスターだとわかった。
  「タバコは依存性があり有害です。タバコは胎児にも影響します。タバコは心臓発作の原因になり、一度発作にみまわれたらもう終わりです。タバコは舌がんの主な原因になります」という文章そのもより、写真がむごい。

 

  ネパール国産のタバコの箱には、真っ黒になった肺の写真が全面に描かれている。
  しかし日本のタバコには写真はない。WHO(世界保健機関)は厳しいタバコ規制を要求しているが、日本は「あれはガイドラインにすぎない」という理由をつけて、他国に比べて規制は非常に緩い。

 

 

  その理由は「JT、財務省、たばこ利権 日本最後の巨大利権の闇」(ワニブックスPLUS新書 2013年)に書かれている。書いたのは元参議院議員の松沢成文氏。
 タバコは省庁のなかでも最も強い権力を握る財務省の利権が絡んでいる。しかし、最近のタバコ離れのせいで、売り上げは落ちる一方。JT(日本タバコ産業)は医療分野にも手をだしているが、新しい分野への参入はむずかしい。
  今、彼らに最も適しているのは、タバコをやめて医療大麻を栽培することである。これまでの専売のノウハウやタバコ栽培農民とのつながりを生かすことができ、新規医薬分野への参入が可能になり、病人を増やしているという罪悪感からも解放される。
  実際、アメリカでは大麻の大規模な室内栽培工場ができ、生産が追いつかないほどで収益もあがっているという。
  カナダでは厚生省の認可を得て、医療大麻の室内水耕栽培のための新工場が、オタワの古いビルを利用して建設される予定だという。(YOU TUBE
  世界はタバコ禁煙から医療大麻喫煙に向かっている。(日本の私はまずタバコ禁煙から始めなければならないが)

 


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