日本の研究 「がんと大麻(カンナビノイド)  国立がんセンターの研究」

  大麻には本当に医療効果があるのだろうか。一般の人たちだけではなく、医療関係者や政治家にも疑心暗鬼になっている人が多い。
  その一方で、インターネットなどで海外の情報を入手して、何とか合法的に使えるようにして欲しいという患者の切実な声も増えている。

 

(日本人とがん)

 

  平成23年の我が国の死亡数を死因順位別にみると、第1位は悪性新生物(がん)で、36万人以上が死亡し、全死亡者に占める割合は約30%となっている。このうち60~80%が悪液質に陥り、疼痛、睡眠障害、食欲喪失、体重減少などの激しい苦しみに襲われる。
  がん患者は増加傾向にあり、死亡数も増加している。将来的には、高齢社会化、放射能汚染による患者の増加も想定しておかないとならないだろう。
  大麻の医療使用が認められている欧米の国々で、適応疾患として最も多いのが「がん」である。がん患者の苦しみは非常に大きいにもかかわらず、原因は解明されておらず、治療法も確立されているとはいえない。また、化学療法や放射線治療には患者の苦痛をともなうことが多い。
  また日本のがん治療の目的は、1日でも長く生きさせる(延命)ということにあり、患者のQOLは二の次という傾向があった。
  大麻は末期がん患者の苦しみを緩和するのだろうか。可能な限り、日本のデータを調べてみた。

 

(がん性疼痛などの緩和のための新たな治療法の開発)

 

  厚労省科学研究成果データベースで「カンナビノイド」「ドロナビノール」で検索したところ、次の研究があることがわかった。(カンナビノイドは大麻草に含まれる薬理成分の総称。ドロナビノールはカンナビノイドの1種であるTHCを化学的に合成したもので、臨床試験などに使用される)

 

研究課題 : がん性疼痛などの緩和のための病態生理に基づいた新たな治療法の開発
研究年度 : 平成23(2011)年度
研究区分 : 厚生労働科学研究費補助金 第3次対がん総合戦略研究
研究費  : 50,929,000円 /年

 

厚労省科学研究成果データベース
http://mhlw-grants.niph.go.jp/niph/search/NIDD00.do?resrchNum=201118012A

 

総合報告書より

「がん性疼痛緩和とカンナビノイド」

「がん性疼痛緩和とカンナビノイド」

(P.8~9)(3)疼痛下におけるドロナビノールの精神依存と鎮痛耐性形成抑制の解明
  「カンナビノイド受容体作動薬は神経障害性疼痛下において、モルヒネの鎮痛効果を増強し、鎮痛耐性もほとんど認められなかった。(中略)カンナビノイド受容体作動薬であるドロナビノールならびにWIN-55,212-2の精神依存を検討したところ、いずれも精神依存は認められなかった。さらにこれらのカンナビノイド受容体作動薬により、モルヒネの精神依存はほぼ完全に抑制された。」
  「また、カンナビノイド受容体作動薬であるWIN-55,212-2は慢性投与において身体依存形成は認められなかった。」
(P.16) 結論
  「ドロナビノール等の新規治療薬についても、疼痛下での安全性が基礎的に明らかになり、今後の第Ⅰ相試験に当たって極めて重要な成果であると考えられる」。

 

  わかりやすくいうと、「神経障害性疼痛(神経因性疼痛)治療でモルヒネを使う場合、カンナビノイドを併用することにより、モルヒネの鎮痛効果が強くなり、効果も持続する。カンナビノイドそのものは精神依存や身体依存にはならないばかりか、モルヒネの精神依存を完全に抑える。カンナビノイドの安全性が動物実験で明らかになったので、人で臨床試験を始めてもいいのではないか」ということである。
  一般的にけがによる痛みは、けがという原因がなくなれば治まる。しかし神経そのものが障害を受けたり、原因がなくなっても痛みが持続する神経障害性疼痛(交通事故による頚部損傷、カウザルキー、幻肢痛など)は難治性のものが多く、これまでの鎮痛薬の効果が期待できないことが多い。特にアヘン系鎮痛剤(モルヒネ)は、けがのような侵害受容性疼痛には効果が高いが、神経障害性疼痛にはそれほど効果が期待できない。
  がんの疼痛には、すい臓などの臓器障害によるものと、神経障害性のものがあり、進行性がんの場合、同時に発生することが多い。
  強い鎮痛薬には、めまい、記憶障害、健忘、眠け、ふらつきなどの精神・神経的に有害な副作用がともなうことがある。難治性疼痛患者が持続する激痛のせいで、精神疾患を患うこともある。そのような状態が生涯にわたって続くとすると、患者の苦痛は想像を絶する。

 

  国立がん研究センターが中心になって行った研究では、ほかの症状についても報告している。

 

(国立がん研究センターが大麻成分カンナビノイドを研究)

 

この報告書のなかに、「ドロナビノール(マリノール)の臨床研究の研究」がある。ドロナビノールとは大麻の有効成分のひとつであるTHC(テトラヒドロカンナビノール)を化学的に合成したもので、アメリカでは大麻の代替品として、臨床研究などに利用されている。このドロナビノールを使った「海外における臨床研究」を研究したのが、この報告書である。

 

「ドロナビノール(大麻成分) 臨床研究の研究」

「ドロナビノール(大麻成分) 臨床研究の研究」

(要約) (本文は下部に詳細)

 

1.末期がん患者は全体の60~80%が悪液質とよばれる食欲低下をともなう消耗状態に陥るが、治療は困難である。患者には食欲低下以外に疼痛や倦怠感もあり、心身両面から包括的に治療を進めなければならない。

 

2.海外では悪液質の治療薬として、大麻(マリファナ)の成分であるカンナビノイド類が治療薬として認可されている。

 

3.ドロナビノールの食欲増進効果は最大24時間まで続く。ステロイドによる食欲増進作用より安全である。めまい、眠気、過度の多幸感、異常思考などの不快な副作用は、適切な容量を用いればコントロールできる。

 

4.ドロナビノールには、がん化学療法にともなう悪心・嘔吐の抑制作用がある。

 

5.ドロナビノールには鎮痛作用がある。オピオイド鎮痛薬(モルヒネなど)と併用すれば、効果は相加・相乗的に増強され、オピオイドの耐性(だんだん効かなくなること)が緩和され、鎮痛効果が維持された。

 

6.がん以外の慢性疼痛でオピオイド鎮痛薬があまり効果のない場合にも効果が認められる。

 

7.睡眠の質の向上もみとめられた。

 

8.今後、悪液質を伴う難治性がん性疼痛患者を対象とした臨床試験を進めていきたい。

 

  報告内容そのものは、1997年の世界保健機構(WHO)や欧米の医学的研究報告を基にしており、海外ではすでに常識的なものになっていて、目新しいものではない。
  しかし大麻の医療使用が違法とされ、大麻について語ることすら社会的にタブー視されている日本において、国立のがん研究センターが、大麻の成分に医療効果があることを認める調査研究を行ったという点で、大きな意義がある。

 

(厚労省は医療大麻研究に、もっと予算を)

 

  日本の国民3人に1人ががんで死亡するという状況下で、少しでも効果の可能性があるとすれば、安全性に配慮しつつ、患者を対象とした臨床研究を行い、医薬品としての使用に道を開くべきである。
  厚労省科学研究費補助金の対象研究は非常に幅広く、補助金も文部科学省とは桁違いである。しかし、データベースで「大麻」で検索すると「大麻の毒性」や「大麻類似の脱法ドラッグ」の研究がほとんどで、医療利用についてはこの報告書以外にはない。
  日本学術振興会(全予算額の99.8%は国からの運営費交付金及び補助金等で構成)の平成26年度予算額は総額2276億円だが、カンナビノイドの研究については、過去に基盤研究として平成13年度から5年間にわたって、合計9000万円あまりの予算がつけられた以外はほとんどない。平成22年度の厚労省科研費予算は、総額472億円である。

 

国民の死亡順位1位のがんの治療研究という重要性、さらに海外ですでに治療効果があがっており、しかも合法化されていることなどからみて、カンナビノイド研究に5000万円という予算はさびしい限りである。

 

(「がん対策基本法」と大麻研究予算)

 

がんに関しては、平成19年「がん対策基本法」が施行され、平成26年度の予算は230億円である。

 

内訳は、
○ 「今後のがん研究のあり方について」(平成25年8月)を踏まえ、がん研究を強力に推進する。  90.2億円
○ がんと診断された時からの緩和ケアの推進 5.3億円

 

○ 在宅医療・介護サービス提供体制の構築  0.5億円
などである。

 

国立がん研究センターの報告書によれば、カンナビノイドにはがんの疼痛治療、つまり緩和ケアへの応用の可能性があることが示唆されているが、さらに在宅医療・介護サービスなどにも応用できる可能性がある。
  カンナビノイドはがん治療において横断的な効果が期待できるが、したがって、その研究も各専門分野の横断的研究が必要となる。
  5000万円程度(研究期間2年、合計1億円あまり)の研究費では実質的な研究には不十分である。厚労省はもっと多くの助成金を、継続的に、大麻医療の研究に拠出すべきである。

 

がん対策基本法
(第三節 研究の推進等)
第十八条 
2 国及び地方公共団体は、がん医療を行う上で特に必要性が高い医薬品及び医療機器の早期の薬事法(昭和三十五年法律第百四十五号)の規定による製造販売の承認に資するようその治験が迅速かつ確実に行われ、並びにがん医療に係る標準的な治療方法の開発に係る臨床研究が円滑に行われる環境の整備のために必要な施策を講ずるものとする。(「基本法」)
(個別目標)
「(略)また、新たながん診断・治療法やがん予防方法など、がん患者の視点に立って実用化を目指した研究を効率的に推進するため、がん患者の参画などを図り、(中略)有効で安全ながん医療をがん患者を含めた国民に速やかに提供することを目標とする。(「基本計画」)http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000040162.pdf
  「がん対策基本法」と「基本計画」にあるように、「がん患者に医療大麻の臨床試験にボランティアなどで参加してもらい、安全性と効果が確認できれば、できるだけはやく多くのがん患者に広める」べきである。

 

国連世界保健機関(WHO)は1997年の大麻に関する報告で、次のように書いている。

 

大麻:健康上の観点と研究課題 (厚労省訳)

 

12.2/3/4
   カンナビノイドには癌化学療法による鎮吐薬としての有用性、エイズ消耗症候群における食欲増進作用が認められる。しかし抗痙攣薬、運動障害、多発性硬化症または喘息の治療に役立つとの立証はされていない。抗うつ剤効果のレポートもあって、患者の中には、本当に大麻を鬱的な症状の「自己治療」に使用している者がいるかもしれないが、この点についてはさらに調査・研究する必要がある。

 

12.5 大麻の治療上の可能性
  上記のTHCの治療的な用途は大麻自体の治療上の可能性に関する議論につながったが、この分野についてはほとんど研究は行われておらず、満足できる臨床試験も行われていない。大麻の治療用としての可能性を探るためには、(略)…コントロールされた治験において実験の被験者と患者が容易に特定することのできない偽薬「タバコ」の必要性、他のカンナビノイドや他の治療薬と大麻喫煙を比較してその効能を研究するのに必要な多数の患者、(略)」
  つまり「大麻の臨床研究を、偽薬(プラセボ)を使用しつつ、科学的な面で配慮しながら、多数の人間の患者を使って行うべきである」という意味である。

 

  国連世界保健機関(WHO)は、19977年の時点で、大麻の一定の医療効果を認めつつ、さまざまな分野でさらなる研究をすべきであると推奨している。
  実際、欧米先進諸国では、この後、臨床研究を含む多方面の研究が行われた。例えば多発性硬化症の疼痛や痙攣や運動機能制限に効果があることが臨床試験を通して証明され、イギリスやアメリカでは医療大麻の適用疾患の上位に位置づけられている。
  しかし、日本では動物を使った薬理学的研究はできても、患者を対象とした応用に向けた臨床研究は容易ではない。
  国立がん研究センターの報告書は、「ドロナビノール等の新規治療薬についても、疼痛下での安全性が基礎的に明らかになった」、「悪液質を伴う難治性がん性疼痛患者を対象とした臨床試験を進めていきたいと考える」と締めくくっている。
  しかし、この後の研究予算は認められなかった。
  ただ、ドロナビノールは麻薬指定されているものであるため、麻薬免許をもつ医師が患者の合意のうえ、民間の医療機関で臨床試験をする道は残されている。
  厚労省はがん患者の苦痛の軽減という観点から、医療大麻研究にできるだけ多くの予算を割り当て、その成果を国民に還元すべきである。

 

資料
引用開始
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「ドロナビノール(マリノール)の臨床研究

 

  がん悪液質とは、がん患者に認められる病態で、食欲低下を伴う筋肉や蓄積脂肪の減少および体重減少や水・電解質の異常などを特徴とする独特の消耗状態である。がんの末期では消化器系のがんを中心に、全体の60~80%(最終的には90%近く)ががん悪液質に陥り、悪液質に陥ったがん患者の生命予後が不良であることが示されており、またがん患者の死因の約20~25%を占めるとも言われている。すなわち、がん悪液質をコントロールすることは、がん患者の延命につながるわけである。 しかしながらその治療は難しく、がん患者の悪液質以外にも、疼痛や倦怠感といったがん特有の症状を併せもつことが多いため、個々の患者の悪液質の病態を心身両面から検討し、包括的に治療を進めなければならない。
  がん悪液質の成因については基礎実験を通して解明されつつあり、それに基づいた様々な治療薬の検討がなされている。副腎皮質ステロイド剤などは悪液質に伴う身体症状の緩和に広く用いられる薬剤の1つではあるが、全身状態が低下しているがん患者への長期使用よる安全性など問題点は少なくない。
  悪液質の治療薬として海外で認可されている薬剤として、大麻(マリファナ)の成分であるカンナビノイド類が挙げられる。大麻は古代より、鎮痛、食欲増進、幻覚や多幸感を生じる物質として知られ、主成分である⊿-9-テトラヒドロカンナビノール(⊿-9-THC)を中心として多くの研究が成されてきた。その中で今回は合成⊿-9-THCであるドロナビノール(マリノール)に注目したい。浅黄色の粘性樹脂であるドロナビノールは、水にほとんど溶けないため、それを少量の無害なゴマ油の中に溶かし、柔らかいゼラチンでできたカプセルに収納する形式をとっている(ドロナビノールの含有量は2.5mg、5mg、10mgの3種類)。吸収率はほぼ完全(90~95%)だが、肝初回通過効果を受けるため、全身循環に達するのは服用量の10~20%にとどまっている。効果は30分~1時間後にあらわれ、2~4時間でピークに達し、作用の持続時間は4~6時間だが、食欲増進効果は最大24時間まで続く。マリノールはAIDSやがんに関連した食欲増進剤(悪液質に対する)としての適応があり、他にがん化学療法に伴う悪心・嘔吐の抑制剤として使用が認められている。
  大麻に食欲増進効果があることは以前より指摘されていた。特有の症状として食欲不振や全体重の10%前後に及ぶ著しい体重減少がみられるAIDS消耗症候群において、大規模のプラセボ比較臨床試験など複数の報告を通して、ドロナビノールの食欲増進効果が証明されている。進行がん患者を対象とした第2相試験においても同様の結果が報告されており、ほぼ50%の患者の食欲が改善したという報告がなされ、さらに安全性においても副腎皮質ステロイド剤のような長期使用による遅発性副作用が少なく、その効果が維持できる可能性が示されている。また、過度の体重減少が認められる老人施設の患者を対象とした試験においては、軽度ではあるがドロナビノールによる体重増加効果が示されている。一方で否定的な報告もあり、がん悪液質を対象とした最近の第3相のランダム化比較試験においてはブラセボと比較して有意な食欲増進は認められなかった。ただしこの試験のデザインは単一の用法・用量の試験であり、増量による効果の検討がなく、その点について筆者も触れている。またドロナビノールを使用する際に問題となるのが、その副作用である。めまい、眠気、過度の多幸感や思考異常などの不快な副作用が以前より指摘されてはいたが、それらは用量依存である可能性が示唆されており、複数の報告で示されているように適切な用量を用いることでコントロールは可能であると考えられる。
 ドロナビノールはがん患者に対して食欲増進効果が期待できるだけでなく、加えて注目したいのがその鎮痛作用である。CB受容体を介した⊿-9-THCの鎮痛効果が基礎研究において証明されており、それを基に様々な臨床研究も行われてきた。それらによるとドロナビノールの鎮痛効果ははっきりしているが、鎮痛効果が示される用量まで増量することによりめまいや多幸感、思考異常といった副作用が発現してしまい、鎮痛を目的とした使用は非常に困難だと考えられていた。しかしながら単独使用ではなくオピオイド鎮痛薬との併用においてはその鎮痛効果が期待できる可能性が示唆されている。実際にカンナビノイドとオピオイド鎮痛薬の併用による基礎および臨床研究が存在している。いくつかの基礎研究では⊿-9-THCとモルヒネ(またはコデイン)を併用することで相乗的(相加的というより)な鎮痛効果が示されている。さらに低用量の⊿-9-THCとモルヒネの併用により、耐性および減弱なく鎮痛効果が維持できたという報告もある。臨床研究においては、がん疼痛ではないがオピオィド鎮痛薬を投与しても疼痛コントロール不良である慢性疼痛患者に対し、ドロナビノールを追加投与したランダム化二重盲検プラセボ対照比較試験が行われている。この結果からドロナビノールの追加による鎮痛効果が確認され、また睡眠の質の向上もみとめられた。副作用は眠気、めまい、口渇などが多かったが、注目すべきはこれらの副作用にも関わらず、患者がプラセボよりもドロナビノールを好んだ点にある。とは言え臨床における報告は少なく、実際に適応するにはさらなる研究が必要であることは確かである。
  がん患者は様々な症状を合併している。その中でも食欲低下や体重減少を伴うがん悪液質は治療を遅らせ、場合によっては治療の継続を困難にし、予後に大きな影響を与える。がん悪液質の確かな治療法がほとんどない現状で、海外において食欲増進薬として適応のあるドロナビノールの日本における臨床研究は大きな意味を示すと思われる。さらにがん患者の多くが疼痛に苦しんでいるという現状で、オピオイド鎮痛薬との併用において鎮痛の相加・相乗効果が得られる可能性がある点は検証する意味が非常に大きい。ただし、わが国においては全く新しい薬剤であり、副作用の発現には特に注意しなければならないため、容量設定を目的とした第1相からの慎重な試験が必要ではあることは言うまでもない。
  具体的には「悪液質を伴う難治性がん性疼痛患者」を対象とした臨床試験を進めていきたいと考える。
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引用終わり

 


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