コロナと大麻とサンフランシスコ市の対応

  2020年3月18日、サンフランシスコ市の公衆衛生局は、新型コロナ感染症対策としてつぎのような命令を出した。

 

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  市は急激な新型コロナ感染症の拡散を防ぐため、病院における通常の医療の予約はキャンセルまたは延期し、ディスペンサリー(大麻販売所)に対しては、大麻製品の宅配のためにできるだけのことをすべきだとの命令をだした。
  この命令(HOC19-08)は薬局や大麻販売所を不可欠な社会サービスとして、ロックダウン中でも営業継続を認めるという内容。ただし、営業は宅配とテイクアウトに限られ、患者の自宅に直接届けることを強く推奨するというもの。
  市は食料入手など仕方なく外出する場合は、ほかに他人との距離を約2メートル空けること、手を最低20秒間洗うこと、咳やくしゃみは手で覆って、手で顔を触らない、握手をしないなど、日本でも言われていることだ。
  異なるのは、患者のための医療大麻の確保という点だけである。

 

 

 

(3密から4安へ)

 

  日本では「密着、密接、密閉」の「3密」を避けるよう指示されているが、サンフランシスコでは、大麻の「安心、安全、安定、安価」の「4安」が市によって担保されている。患者はウイルスの蔓延によって大麻が入手できなくなるのではないか、品質が悪くなるのではないか、継続的に供給されるのか、足元をみて価格が高くなるのではないかなど、大麻の供給を死活問題として受けとめている。
  今回の市の対応は、アメリカにおける医療大麻が行政のなかにきっちりと組み込まれていることをこれ以上ないほどまでに証明している。半端じゃないのである(少しウルっときました)。
  一方日本では、3月26日、HKT48の元メンバーを乾燥大麻0.025グラム所持した疑いで逮捕。また長野県でも若者が逮捕、その関連で「営利目的で10.7グラムを譲り受けようとした男が逮捕、これには「営利目的譲渡未遂の疑い」「有償譲渡未遂及び栽培の疑い」がかけられた。「未遂」と「疑い」さらに「教唆」「共謀」、エーィ、何でも好きなものをつけてくれ(少しムカっときました)。
  ほかにもコロナ以後、何件か、逮捕事件がテレビなどで報道された。しかし、大麻で逮捕すればマスコミが動いて、重大国内事件がもみ消されるというこれまでの思惑とは違って、コロナ感染は拡大する一方だ。
  旧態依然、マスコミの愚かさだけが、眩いばかりに光り輝いている。もういいかげんに目を覚ましていいコロナ(アーア、やってられん)。

 

 


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